2023-2024年度

RI会長紹介(2022-2023年度)

2023-24年度 会長テーマ「世界に希望を生み出そう」

ゴードン R. マッキナリー会長は、ロータリーが平和やメンタルヘルスのために活動し、世界に希望を生み出すよう呼びかけています。また、そのためには対話を通じて信頼を築くことが重要であると訴えています。

2023-2024年度RI会長 ゴードン R. マッキナリー会長 メッセージ

ゴードン R. マッキナリー
2023-24年度会長

新たに深刻な課題に直面している中でも、ロータリーは会員と世界の人びとのために動き、恒久的な平和を築くために尽力し、すべての活動にビロンギング(帰属意識)とインクルージョンを浸透させています。だからこそ、私はロータリーの皆さんに「世界に希望を生み出そう」と呼びかけているのです。

今年度はメンタルヘルスを支援するためのプロジェクトを優先的に行っていきます。この取り組みは、個人的にも非常に重要なものです。誰かが声もあげられずに苦しんでいるのを見守るというのがどういうことか、私はよく知っています。また、人と人がつながりあうことの力や、こころの健康と幸せについて話しあうことの価値、予防的ケアと治療がひとりの命を救いうることをこれまで目の当たりにしてきました。

研究によると、自分の幸せを守る効果的な方法は人に親切にすることだと判明しています。そして、心の平安を得ることによって、私たちは世界に平和をもたらすことができるようになります。

ロータリーの本質は平和を築くことにあります。私たちの奉仕プロジェクトの多くは、積極的平和のための土壌づくりです。障壁を乗りこえ、新たなつながりを築くために、ロータリーはたゆまぬ努力を続けています。今年度は、こういった大切なつながりを強化するために、会員間のバーチャルな国際交流を促進します。

平和は夢ではなく、受身的なものでもありません。一生懸命努力し、信頼を獲得し、難しいかもしれませんがオープンな会話をすることで得られるものです。平和は粘り強く、勇敢に実践しなければなりません。ロータリーの重点分野全体で私たちが行うありとあらゆる活動が、平和を可能にする希望を育む力をひそめています。

人とのつながりと目的意識が、あらゆるロータリー会員を奮いたたせてくれることでしょう。素晴しいクラブ体験を提供できるようにクラブのリーダーが尽力すれば、より多くの会員を維持することができ、より多くの入会候補者がロータリーに関心を持ってくれます。これ以上なく居心地のよい、これ以上なく魅力的なクラブを築きあげましょう。

クラブの例会から奉仕活動まで、帰属意識を高めることが目標です。誰もが自分らしくいられる、包括的で居心地のいい環境を作りつづける必要があります。ありとあらゆる行動人が「ロータリーには自分の居場所がある」と思えるような場所にする必要があります。そうできるかどうかは私たち次第です。

今年度、私は多様性、公平さ、インクルージョンの取組に焦点を当てて、全人類により良く奉仕するために、ロータリーが奉仕するコミュニティを反映するようにし、人間の持てる才能と経験のすべてを活用するための重要な方策を引きつづき講じていきます。また、女性や女児が兼ねそなえている可能性を解き放つのを助けることによって、女性や女児のエンパワメントを続けていきます。

今年度の旅を共に始めるにあたって、私はスコットランドの国民的詩人ロバート・バーンズを引用したいと思います。18世紀にバーンズは、全世界が親族になり、「良識と真価を全世界に広める」ことについて語っています。これはこれまでの人生で私にとって行動への呼びかけとなってきたもので、今皆さんと共有したいと思います。

内なる平和を築き、それをどんどん広めていきましょう。帰属意識を育て、ロータリーの未来を新たに思い描きましょう。ともに楽しく力を合わせて、世界に希望を生み出しましょう。

RID2730ガバナー紹介

2023-2024年度 池ノ上 克ガバナー メッセージ

国際ロータリー第2730地区

ガバナー 池ノ上 克

この度、2023-2024年度の国際ロータリー2730地区のガバナーに就任しました宮崎ロータリークラブの池ノ上 克(つよむ)です。どうぞよろしくお願いいたします。

本年度の国際ロータリー会長、ゴードン マッキナリーさんは 「Create Hope In The World:世界に希望を生み出そう」 をテーマに掲げられました。世界各地に災害や戦いが多発する中、必要なのは希望を生み出すことだと、フロリダ州 オーランドの国際協議会の開会本会議のステージから力強く訴えられました。希望は平和という土壌の中にこそ芽生えるものであり、平和の尊さも強調されました。また、同時にわれわれのメンタルヘルスにも目を向けながら歩む社会の大切さを訴えられました。会場を埋めたつくした世界のロータリアンによる満場のスタンディング オベーションで、新会長の年度テーマが受け入れられました。
ゴードンマッキナリー会長はタイで起きた、津波による災害の復興作業に、ロータリイアンとして従事されました。その時に、憔悴したタイの老婦人から感謝の印として送られた貝殻の放つ鮮やかな光をモチーフにテーマカラーを決められたそうです。本年度のロータリースカーフやネクタイ、バッジなどにそのカラーは表されています。

一方、RI2730地区では、ゴードン マッキナリー会長のテーマを受けて「平和を求め、希望あふれる、ロータリーライフを進めよう」としました。ロータリーの一人一人が工夫をこらして、明るく楽しいロータリーライフを進めていただきたいと思います。

RI2730地区での基本方針としては
1.ロータリーの継続と変化
2.メンタルヘルスへの取り組み
を掲げました。

1.ロータリーの継続と変化
①ローターアクトクラブとの協力体制の強化
②女児のエンパワーメント
③DEIの推進
④ポリオ根絶
⑤ロータリーの行動計画の実践
などがあげられます。

2.メンタルヘルスへの取り組み
ゴードン マッキナリー会長によって,初めてロータリーに示された行動目標です。希望を生み出す原点となるものです。メンタル ヘルスに対する自分や社会の偏見をなくし、周囲の人々の異変を感じたら、精神的な支援の手を差し伸べる勇気をロータリアン一人一人が持ち合わせることが大切です。

RI会長による 「世界に希望を生み出そう」
RI2730地区のテーマ 「平和を求め、希望あふれる、明るいロータリーライフを進めよう」
を合言葉に、ガバナー職を務めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

宮崎アカデミーロータリークラブ 会長紹介

2023-2024年度 明石 良 会長 メッセージ

宮崎アカデミーロータリークラブは、設立(2018年3月)から今年で5年目を迎えることになりました。設立当初は、国立大学法人で始めてのロータリークラブであることから、2730地区ばかりでなく、全国のロータリークラブからも注目し、期待されておりました。しかしながら、その期待に十分に答えているか、また、もっとやるべきことがあるのではないだろうかと思い悩んでおります。今後のクラブ運営の基本方針は「原点回帰」を掲げ、これまで5年間の活動を基に、他クラブや鹿児島大学ロータリークラブと連携し、さらには海外との姉妹・友好クラブを締結すると共に、本クラブがさらに発展をするよう活動していきたいと思います。今後の予定としては、以下の項目について重点的に進めていきます。

• 例会やクラブライフを楽しむ
• 例会では積極的に発言をする
• インター&ローターアクトとの交流
• 海外で姉妹・友好クラブの締結
• グローバル補助金の申請
• 平和フェローシップへの関わり

今期は、本地区のガバナーが元宮崎大学長の池ノ上克先生ですので、池ノ上ガバナーが目指している「平和を求め、希望あふれる、明るいロータリーライフを進めよう」1.ロータリーの継続と変化、2.メンタルヘルスへの取り組みを大課題としての基本方針にサポートできるようにクラブ内で共有したいと思います。