WEB例会 2021年8月24日第70回例会

 

2021-2022年度 国際ロータリー第2730地区 宮崎県中部グループ

宮崎アカデミーロータリークラブ

WEB例会

第70回例会  2021年8月24日
●例会場 Zoomによるオンライン開催
●ロータリーソング 我らの生業
会長     水居 徹
副会長 原田隆治
幹事      辻 清

 

■会長あいさつ         水居 徹会長

2歳6か月(昭和37年5月)の水居徹

2歳6か月(S37/5)のわたしです

私とロータリー つづき

前回、私の推薦者である森口さんと米倉さんの話の途中でした。
森口さんは味の浜藤という築地発祥の老舗の練り物屋さんです。とてもやさしい方で、ロータリーの手ほどきもたくさんしていただきました。
ある時、ホテルオークラの例会場の近くのトイレに入ると、森口さんが手を洗われていました。私は挨拶をして、小の方に立ち、先輩と会話をしました。
会話の内容は覚えていませんが、私は森口さんの所作に目が行きました。彼は手を洗った後にペーパーで手を拭き、そのペーパーで洗面の周りを拭きはじめたのです。確かに洗面はボウルの淵が濡れているケースがあり、ネクタイなどがそこに当たってぬれたりしますが、自分で濡らすならまだしも、たいがいあそこは既に濡れていて、他人の仕業であることが多いのです。
私はかっこいい!と思いました。以来、私もできるだけやっています。

もう一人の推薦者の米倉さんですが、彼が理容組合の行事で宮崎に来るときに連絡があり空港に迎えに行きました。頼まれたわけではないのですが、推薦者は親や兄とでも思えと言われていましたので、こちらから迎えに行きました。
空港からホテルに向かう際に、「青島の青少年の家は近いですか」と聞かれました。逆方向ですが、すぐですよ、と答え、私たちは青少年の家に向かいました。総合運動公園の一角にあります。
ここは坂倉建築研究所が設計した施設です。モダニズム建築の巨匠と言われたフランスの建築家ル・コルビュジエの弟子である坂倉準三が設立した設計事務所で、そこに居られた阪田誠造さんは東京西クラブのメンバーでした。阪田さんが宮崎行くなら見に行ってよ!ということで見たいと思ったそうです。
青島青少年の家は宮崎RCの川越さん(宮崎総合学院)が指定管理を受けていらっしゃるので、川越さんに連絡し、見学の手配をお願いしました。
その青少年の家は船をイメージしており、ビルの周りは堀で囲まれ、水に浮かんでいるように見えます。窓は船室の窓をイメージした丸窓です。子どもたちが寝る部屋は二段ベッドが階段状にレイアウトされ楽しげです。利用する子どもたちの目を輝かせる風景が目に浮かびます。
ここは阪田さん自身が設計されたそうで、ほかに宮崎県の東京ビルも阪田さんの設計だったそうです。阪田さんはJR名古屋駅のツインタワーなど多くの業績を残されています。2016年に亡くなられていますが、東京西RC時代に何度か同じテーブルに着いた覚えがあります。物静かな上品な方だったという印象です。

ほかにもいろいろな方がいらっしゃいます。戦後のジャズ歌手で、おかあさんといっしょ初代の歌のお兄さんの旗照夫さん、三菱鉛筆の数原さん、RI理事の辰野さん、三味線の都一中さん、化粧品の上村秀さん、カリスマ美容師の草分け今井英夫さんなど多種多様な職業の方がいました。今井さんは早稲田実業、早稲田大で野球をされていた方ですが、アメリカでビダル・サスーンに弟子入りしその後表参道でヘアサロンを開業された方です。彼は日本ヘアカラー協会という協会を設立されました。当時、ヘアカラーが流行し始めたのですが、いわゆる茶髪問題で、会社で禁止されるなどありました。彼はヘアカラーの明るさがわかるカラースケールを協会で作成し、大企業の総務部を口説いて回ったそうです。それにより、〇〇航空はレベル6までOKなどと決まったので、堂々とカラリングできるようになったのです。全国の美容室の大きな売上にもなっているヘアカラーの普及に今井さんは貢献されたのです。

3年間所属しましたが、また仕事の関係で宮崎に戻ることになり、宮崎クラブに転籍するのですが、東京に出張するときに金曜日がからむと、メイクアップしています。もう20年近く前になりますが、今でも、おうっ宮崎の、いらっしゃい?元気?と声かけてくれます。

コロナが明ければ、東京西RCにメイクアップに行きたいと思っています。

さて、今日は少し時間があるようなので、このメイクアップについて話をします。みなさんはロータリー会員の三大義務はご存知と思います。会費の支払い、雑誌の購読、そして例会出席です。例会はロータリークラブのベースとなる活動です。わがクラブは食事を済ませて集まりますが、通常は食事をとりながらの例会となります。しかも週1回です。間違いなく会員同士はお互いを知り、仲良くなります。みなさんも、コロナのおかげで会食が大事だということを痛感されているのではないでしょうか?
ところでこの例会出席が義務ということは、何を意味するか。それは100%出席するということです。
東京西RCに入会した時に会員情報の村田委員長から、ロータリーについてのオリエンがありました。最後に村田さん(光商工70年続く電機メーカー)から、「とにかく、まず1年、100%出席してください」と言われました。「そうしたらね、ロータリーの面白さがわかるよ」
以来、私は20年以上100%出席しています。

とはいえ、どうしても出られないときがあります。私は20年以上、日刊工業新聞社とりそな銀行が主催する、中小企業優秀新技術・新製品賞のソフトウェア部門の審査員をしているのですが、その第1回の会議が毎年12月の第二火曜日にあります。その日は東京に行きますので、どうしても出られません。今年も原田副会長にお願いをする予定です。
そのため、ロータリーは欠席となるわけです。そこでロータリーにはメイクアップというシステムがあります。他のクラブに出席すれば、出席と認められます。
このメイクアップは、国内はもちろん、世界中のロータリークラブで可能です。
これまで、東京RCをはじめ出張先でメイクアップしています。東京だとビジター費は5,000円くらいですが、一人でスマホ見ながらランチを食べるのもいいですが、例会に出るのはそれなりに楽しい経験となります。一流ホテルの食事を楽しみながら、ロータリアンたちと交流できるのです。心配しないでください。みなさんビジターには相当気を遣ってくれます。東京RCは日本で最初のクラブで昨年100年目のクラブですが、一度行ったときには隣に出光さんと日テレの氏家さんでした。氏家さんは宮崎には巨人のキャンプでよく行ったと言われたのを覚えています。
外国では、ラスベガスとソウルで行きました。ラスベガスはダウンタウンクラブに行きましたが、ここは30名くらいで、ダウンタウンの古いカジノホテルの地下でバイキング方式の食事で和気あいあいの雰囲気でした。日本は知っていても九州や宮崎は知らない人たちばかりで、日本のルーツの土地だとかましてやりました。
4年前にラスベガスクラブに行きましたが、そこは300名以上で110年くらいのクラブです。ラウリーズというステーキハウスでしたが、肉と魚と野菜の札を入口で選び、テーブルに置くとそれを見て配膳してくれるのは感心しました。
点鐘に驚きました。食事の途中で、会長がベルを数回鳴らし、例会が始まりました。厳粛な宗教行事みたいな雰囲気ではないのです。もしかしたら、このカンカンカンが点鐘のルーツなのかな、と思いました。

今年度はみんなでメイクアップというのを行ないます。コロナでなかなかできませんがぜひ、ほかのクラブに行ってみましょう。きっとなにかを持ち帰ることができると思います。

■幹事報告

幹事の辻です。

幹事の辻です。今日は、オンライン例会ですので、我社の本社を飛び出して五ヶ瀬町の支店で出席しています。五ヶ瀬のいい空気を吸って宮崎に帰ります!!
①出席についてオンライン例会とWEB例会を併用して休会をせずにクラブ例会を運営して行く構えですが、出席率が気になるところです。新型コロナウイルスが収まらない状況ですが、実施するからには、ZOOMを活用するオンライン例会で皆さんのお顔を拝見し、会話したいと考えております。クラブ管理委員会の出席委員をはじめ、皆さんのご意見をいただき、出席しやすい例会を作りたいと思います。先ずは、ZOOMのURLをクリックしましょう。お声掛けをお願いします。どうぞお力をお貸しください。②他クラブへのメイクアップについて毎月各クラブの運営状況をカレンダーにして皆さんに案内をしております。今週以降は、各クラブともサインのみのメイクアップです。宮崎アカデミーロータリークラブの例会に都合により出席できない方は、是非、活用してください。※事務局からのメール参照③ロータリー奉仕デーについて本日現在、新型コロナウィルスの環境変化を受けていますが、ロータリー奉仕デーの活動を実行するか否か、地区委員会より連絡がありません。尚、当クラブは、新型コロナウイルスまん延防止を考慮し、任意参加といたします。ご理解ください。<パート1>9月12日(日)10:00~12:00 青島白浜清掃活動<パート2>9月25日(土)13:00~16:00 ハイブリッド式コロキウム詳細内容・実施の有無について近日中に連絡がありましたら、会員の皆様へ一斉送信メールにてお知らせいたします。上記 8/24例会時点での幹事報告でしたが後日 井福博文ガバナー事務所より延期の連絡が届きました。 下記 幹事よりグループメールでお送りしましたご連絡からの抜粋です。残暑お見舞い申し上げます。
全国的に荒れた天候が続いておりましたが、皆様の地域への影響はいかがだったでしょうか。被災された方々に対しましては、心よりお見舞い申し上げます。 さて、シェカール・メータRI会長の呼びかけによるロータリー奉仕デーの取り組みに、当地区も参加することにしておりましたが、新型コロナウイルスの感染拡大が続いており、地区内一斉に実施することは難しいと判断し、9月12日の一斉実施は延期といたします。 また、年内での実施についても難しいと判断し来年3月または4月に延期することを決定致しました。日程につきましては決まり次第皆様に再度ご連絡させていただきます。 なお、実施された場合には月信でのご紹介をさせていただきますので、報告書(写真含)の提出をお願い致します。追伸、皆様におかれましては新型コロナウイルスの感染予防対策を十分に行いお過ごし下さい。皆様の安全と健康をお祈り致します

■委員会報告

■出席報告

クラブ管理委員会 梶田副委員長

本日状況

会員数 39名

本日zoom出席 20名

欠席 19名

出席率51%

■その他報告

中野会員

 

[pdf-embedder url=”https://marc.rcweb.jp/wp-content/uploads/2021/08/2021キャリアプラン講座ポスターA1(2021前期).pdf”]

2021年前学期「ライフプラン作成のためのキャリアデザイン講座」の完了報告と御礼

宮崎大学地域デザイン講座が主催する基礎教育科目「ライフプラン作成のためのキャリアデザイン講座」が完了しました。

この講義は、宮崎アカデミーロータリークラブの後援により実施され,本クラブから14名の会員の皆様に講師としてご登壇頂きました。

宮崎大学の学生30名が受講し2単位を取得しています。講師の先生方にはご自身のキャリアパスについてお話し頂き、講演後の質問等にもとてもご丁寧に回答いただいております。あらためて感謝申し上げます。来年度も本講座への御協力を宜しくお願い申し上げます。

■プログラム/卓話

 

宮崎大学医学部

産婦人科

児玉由紀 会員

宮崎大学医学部附属病院 総合周産期母子医療センターのご紹介

宮崎大学医学部附属病院総合周産期母子医療センターは、ハイリスク妊産婦の母体、胎児と新生児の一貫した治療を担うセンターです。産婦人科のみならず、小児科、小児外科など多くの診療科や看護スタッフが関わり、チーム医療を行っています。

○沿革

平成8年5月、分娩部(産婦人科)と新生児治療室(小児科)が統合し、「周産母子センター」が設立されました。平成10年4月NICU(新生児集中治療室)の施設基準における3床が認可され、GCU(発達期治療室)6床と併せ9床の新生児治療を開始しました。その後増床に伴い、平成20年4月にはハイリスク妊婦と胎児の集中監視を目的としたMFICU (母体胎児集中治療室) 3床が加わり、厚生労働省から「総合周産期母子医療センター」の指定を受けました。

○診療体制総合周産期母子医療センターは、2つの部門から成り立っています。主に出生前から分娩までを管理する母体胎児部門では、ハイリスク母体・胎児、合併症のある妊婦を24時間体制で管理しています。新生児部門では、出生した早産児や心疾患、外科疾患などの新生児の集中治療を24時間体制で行っています。出生前後を一貫して管理することが当センターの特長です。

○おわりに県内の施設間で出生前の情報を共有し、タイミングを逃さずに母体・新生児搬送を受け入れ、宮崎県の「最後の砦」として、母児への最善の医療提供に努めています。宮崎県の周産期医療の中核として機能することで、日本でもっとも安全に分娩ができる体制を目標に掲げています。これまでの多くの皆様のご協力に感謝いたしますとともに、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。例会記事をお読みいただきありがとうございました。

下記のメイクアップフォームに必要事項を記入いただき送信することでメイクアップが完了します。

WEB例会メイクアップフォーム