WEB例会 2021年9月14日第71回例会

 

2021-2022年度 国際ロータリー第2730地区 宮崎県中部グループ

宮崎アカデミーロータリークラブ

WEB例会

第71回例会  2021年9月14日
●例会場 Zoomによるオンライン開催
●君が代 ロータリーソング 四つのテスト
会長     水居 徹
副会長 原田隆治
幹事      辻 清

 

■会長あいさつ     水居 徹会長

39歳 三重県プロジェクト在職時

職場訪問について
ロータリーには職場訪問という行事があります。ネット上で調べると職業奉仕の一環として職場訪問をおこなう、と書いてあります。
深く追求しても、実は、それ以上のことはありません。あくまでの職業奉仕の一環だそうです。私流の解釈ですが、会員それぞれ職業を持っており、それぞれの立場で職業奉仕をおこなっているのですが、その職業奉仕の状況や実態を見に行くということでないかと考えます。

職場訪問は多くは会員の職場に伺いますが、そうでない場合もあります。これまでの経験では宮崎市消防局宮崎東諸県広域防災センター に伺い、消防活動についてや実際の訓練等を見学したことがあります。AEDの使い方なども体験しました。隊員たちの日頃の訓練や、実際の消火活動や救助救命活動という「職業」を理解し、あらためて感謝の念を持ちました。
印象に残っている職場訪問は、実は宮崎大学です。最初は宮崎大学附属病院救命救急センターの見学を行ないました。
12:00くらいに集合し、講堂でオリエンテーションを聞きながら弁当で昼食をとりました。その後、2グループに分かれて救急救命センターの見学をしました。そこにはいろいろな機材や体の部位模型などがあり、気道確保のための挿管を体験したり人工呼吸の体験を模型人体でおこなったりしました。
導入がスタートしてまもないドクターヘリの駐機場やドクターヘリ自体も見せていただきました。そしてなによりスタッフの方々の思いや自信にあふれた振る舞いを見て感動を覚えたのを思い出します。
そしてその数年後に宮崎大学の獣医学部を見学にいきました。その時は私は幹事でしたので準備を含めてよく覚えています。そして、その時に水光先生にたいへんお世話になりました。産業動物を診るために大きなMRIやCTがあり、巨大なイルカ?が県外から持ち込まれた時の話など、めったに聞けない話を聞きました。子牛が骨折すると育成できなくなり、農家にとっては大きな損害が発生します。骨折の場所を的確に把握し、そこを治療することで損害を防ぐというようなことは通常では知りえない話です。
最後に獣医病院に行きましたが、ここは難病、がんなどに侵されてしまったしまったペットなどが居て、余生を過ごす場所(ホスピス)もありました。宮崎大学で、医師という職業、獣医という職業についてある程度理解できたのではないかと思います。
開業している獣医で飲み友達がいますが、のんきにオヤジギャグを言っている彼が、職業としてこういう仕事をしていると考えた瞬間から、少しは尊敬してやらなければと思いました。

今年度、職場訪問をなんとか実行したいと考えています。通常は、職場訪問は例会として実施します。当クラブは食事が別途となる例会ですが、職場訪問では冒頭になんとかお弁当の時間を設けたいと思っています。当クラブメンバーの職場でもいいですし、思いつきですが、宮崎空港ビルや、宮崎県庁の新しいビル、新しい市郡医師会病院などなかなか裏側まで見れないところがよいかなと思っています。そのためにも早期にコロナ感染症が終息することを願います。

最後に、ロータリー勉強会を開きますということをお知らせします。正式には別途ご案内しますが、なかなかお会いできない状況もあり、Zoom開催となりますが、夜間18:00もしくは19:00スタートで、食べながら飲みながらの勉強会です。気楽にご参加ください。新しい試みとして、お弁当かオードブルかわかりませんが、例えば竹井さんところで作っていただきそれをどうにか配達してもらって、同じものをつまみながらの勉強会です。もちろん参加は任意となりますが、出席扱いとしますので、メイクアップとしてご利用ください。なにより、楽しい会話を楽しむ会にしたいと思っています。コロナ禍を逆手にとって新しい試みを今年度はやっていきたいと考えています。

■幹事報告 辻 清幹事

宮崎県まん延防止措置が9/30まで延期となりまして、今回もオンラインで例会開催となりました。次回まで確定ですね。こうして画面越しに皆さんにお会いすることに慣れないようにしたいもので
す。。。。。。

①国際ロータリー為替レートについて
2021年9月のロータリーレートは、 1ドル=110円です。
寄付は、日本事務局に着金した月のRIレートが適用されます。
月末にお振込みされる方がいらっしゃれば、ご注意ください。

②佐賀・長崎地区豪雨災害被災地支援について
地区ガバナーより「佐賀・長崎豪雨災害被災地支援」といたしまして支援要請が参りました。
義援金1人当たり400円です。
先行して宮崎アカデミーロータリークラブより39名@400円=15,600円を拠出することになりました。通常例会が再開した段階又は会費請求の際に義援いただきます。ご了解ください。

③例会開催について
まん延防止措置延長を考慮し、次回9/28第72回例会を夜間例会として計画しておりましたが、延期することといたしました。当日はオンライン例会にて通常開催といたします。夜間例会につきましては、10月を模索いたします。決定次第、報告します。

④宮崎中部グループの各ロータリークラブカレンダーについて
皆さんにメールでクラブカレンダーをお届けしております。各会場でサインのみでメイクアップできます。ご利用ください。

⑤ロータリー奉仕デーについて
任意参加となったため、幹事より報告します。ロータリー奉仕デーの第2段「南九州の環境を考える・ハイブリッド式コロキウム」が9/25(土)13:00~16:00で開催されます。
パネルディスカッションでは、我がクラブの明石先生がコーディネーターとして参加されます。
国際ロータリー第2730地区社会奉仕委員会として勢井副委員長が尽力されています。
You Tube同時生配信されます。皆さんにメールで案内をしています。
任意参加です。ご確認ください。

⑥宮崎県中部グループIM(インターシティーミーティング)について
2021-2022年度宮崎県中部グループIMのお知らせです。
IMテーマ:「女子エンパワメント」
基調講演に伊達会員が壇上されます。
日時:10/23(土)13:00受付 開始13:30~閉会16:00
会場:シーガイアコンベンションセンター4階
登録費:2,000円(全員登録)
会費請求と一緒に請求させていただきます。
ご了解ください。
詳しくは、正式なプログラムが届きましたら、皆さんにお届けします。

⑦My Rotaryに登録するメールアドレスについて
今年度の目標の1つに「My Rotary登録100%登録」があります。
今後、未登録の会員の方に直接、登録方法について周知をしてまいります。その前にMyRotaryに登録するために必要な各自のメールアドレスをアンケートにて収集させていただき、手続きの準備に入らせていただこうと考えています。皆さんのメールアドレスは把握しておりますが、My Rotary登録は別という方がいるかもしれないので、念の為です。ご協力お願いします。

⑧各種郵送物について
オンライン例会に切り替えている関係で配布物をお渡しできておりません。今月、「月信」「ロータリーの友」「ロータリー手帳」の送付を郵送で行います。特に手帳は紛失をされないようにご注意ください。

⑨本日の例会内容を週報としてまとめ、WEB例会にてメイクアップにつなげます。
本日、報告、発言された方は、原稿を9/16(木)までに羽佐間公共イメージ委員長にメールで送ってください。その際、文字起こし不要となりますようにWord又はExcelデータなどでお願いします。

 

■委員会報告

■9月の誕生日
大地 寛行 会員  田中 祥歩 会員

■出席報告  クラブ管理委員会 梶田副委員長
本日状況

会員数 39名 本日zoom出席 19名 欠席 20名 出席率49%

■ビジター紹介 池上 克 様(宮崎RC)  中熊良定 様(出水RC)  東久保 隆 様(出水RC)

■委員会・その他報告
ニコニコ清花報告 辻 清会員
コロナ渦で戦っている飲食店経営の会員を応援紹介させていただきます。

○竹井会員のコンフォートダイナー
道の駅高岡ビタミン館にキッチンカーをオープンされています。
営業時間は11:00~14:00
竹井さんが宮崎アカデミーロータリークラブ限定で特選弁当チラシを作成してくれました!!
クリックすると拡大します。

○神足会員の花歩グループ
森の蕎麦café歩歩花(ほほか)
一ツ葉にオープンされています。
営業時間 11:00~21:00
本日(9/14)11:25~UMKsmileという番組で取材され放送があったそうです。
クリックすると拡大します。

ファイト!!

■プログラム/卓話

株式会社アンドワーク 田中 祥歩 会員

【自己紹介と私のこれまで】
1984年9月13日生まれ
母親の故郷、福島県で産まれ、父親の故郷、熊本県八代市にて1年ほど、その後熊本市内で小~高、大学は熊本県上益城郡御船町の音楽大学にてサクソフォンを勉強しました。
その後は専攻していたサクソフォンからチェロに転向し、約3年ほど九州管内でアルバイトをしながら音楽活動をし生活しました。結婚し子どもが産まれたのをきっかけに宮崎に移住したのが2012年ですので、宮崎に来てやがて10年になります。

2018年に人材派遣会社を設立し、派遣の持つネガティブなイメージを変えるため日々活動しています。
私のこれまでの人生を振り返ると、寄り道、回り道がとても多く、いろいろな人に心配や迷惑をかけてきました。
子どもの頃は「サッカー選手」か「宇宙飛行士」になりたいと夢みていましたが、サッカーは小学校までで辞めてしまいました。中学ではパソコンを触りたいと思いパソコン部に入部しましたが、顧問の先生から体罰を受け退部。その後バドミントン部に入りましたが、レギュラーにはなれず卒業。
高校では漠然と宇宙飛行士になりたいなと考えながらも、2年時に進路を決める際、物理を専攻していなかったことから工学系の学部に行くことが出来ないと知りました。そこで宇宙飛行士になることを辞め(まだ諦めてはいませんが…)、その時に楽しかった吹奏楽部の活動からなんとなく音楽を仕事に出来たら良いなと考え始め、音楽大学に進みました。

大学では高校から始めたサクソフォンを専攻し、ひたすら練習しました。
365日学校に通い練習を続けた私は、長い時間努力すればなんとかプロの演奏家になれると考えていました。いや、正確にはあまり考えていませんでした。何をすれば何ができるではなく、やっていればなんとかなるだろうで生きていました。その結果、考えない練習に時間をかけ、練習時間の割には下手くそな演奏家が出来上がってしまいました。
卒業時期になっても就職活動はほとんどしませんでした。音楽隊志望で受験した自衛隊の試験には合格(音楽隊は受からず一般隊員として)しており、とりあえず入隊しますと返事をしていたからです。
その頃は、好きなことで生活していく糧を稼ぎたいと考えてはいましたが、現実は難しいと気づき始めていました。安定した公務員となり、趣味として音楽と付き合っていく人生にそれなりの納得感を得ていました。
ただ好きなことってなんだろう?と考えた時に、「自分は昔からチェロがしたかったのだ!これからの人生の方が今までより長い、ここで信じる道を行かないと後悔するぞ」という考えが沸き起こり、いてもたってもいられなくなった私は、すぐに自衛隊の担当の方に電話をし辞退の連絡を入れました。大学4年の3月でした。
その後、知人に先生を紹介してもらいチェロをはじめました。卒業と同時に専攻する楽器を変え、更にそれが未経験の楽器に転向するなどと、周りの同級生からは変な人だと見られていました。
「今まで練習してきたのに捨てるのはもったいない」「今からやっても遅いよ」「なんで卒業したのに、また最初から始めるの?」など色々言われました。

色々と言われながらも昼は練習、夜はバイト、1年後ぐらいからは演奏の仕事が入るようになり、楽器店の講師として指導する機会もいただけるようになりました。
このまま続けていけば、音楽を仕事にできるぞ・・・そのような生活を3年ほど続けた時に、当時師事していた先生から早く就職しなさいと言われ始めました。それなりに演奏の仕事をいただけるようになっていたため、最初は受け流していましたが、レッスンの度に言われるようになり、やがてレッスン時間の半分が今後どうするのかという話になっていきました。
「君は音楽がしたいのではないのか?それは仕事としてでなければできないのか?音楽をしたいのであれば、趣味でもできる。好きなことを仕事にすることはすごいことだが、それが幸せではないかもしれない」
言い返す言葉はありませんでした。自分でも気づいていたからです。好きなことを仕事にするという魔法の言葉に支配されていたことを。

25歳の時にほぼ初めての就職活動をすることになりました。履歴書を書いて送り、不採用の通知がきてはまた送り、断られ続けること3ヶ月。アルバイト経験しかなく、音楽活動をしている男性に世間の風当たりは冷たいものでした。
そんなとき電話で応募連絡をした会社から、すぐに面接に来てほしいと言われ即日面接を受けにいきました。熊本市水前寺の雑居ビル2階にある薄暗い事務所を尋ねると、事務服を着た40代程の長い髪の女性が面接室へ案内してくれました。そこは取り扱っている様々な商品が積み上げられ、面接室ではなく商品倉庫の佇まいでした。商品の隙間にあるソファに座りながら待っていると、日に焼けた色黒の面接官がやってきました。
面接官はその会社の社長だと名乗り、仕事内容を説明し始めました。「営業の仕事には人間性が必要であり、君にはそれがありそうだ、君のような人材が欲しい。」営業職として今すぐ採用したいと言われ嬉しい気持ちになりましたが、ノーネクタイ、金のロレックスと金のネックレスを身につけた社長と名乗る面接官の言葉を鵜呑みにしていいのか不安になっていました。
今まで3ヶ月間採用を断られ続けていた私は、面接官の言葉が信じられず、考えさせてくださいと伝え、返事は一旦持ち帰ることにしました。

当時付き合っていた彼女(現在の妻です)に相談したところ、「やってみてだめならまた探したらいいよ。でもできると思うよ」と言われ、翌日には採用してくださいと返事をしました。
入社説明ではとりあえず研修で鹿児島に行ってほしい、その後は熊本に戻ってくる予定だが1ヶ月程行ってもらうかもしれないと言われ、まあ1ヶ月ぐらいなら問題ないかと思い、初めての会社員生活が鹿児島でスタートしました。その後退職するまでの約2年間、熊本市内に仕事で戻ってくることはありませんでした。

つづく

下記のメイクアップフォームに必要事項を記入いただき送信することでメイクアップが完了します。

WEB例会メイクアップフォーム