WEB例会 2021年10月12日第73回例会

 

2021-2022年度 国際ロータリー第2730地区 宮崎県中部グループ

宮崎アカデミーロータリークラブ

WEB例会

第73回例会  2021年10月12日
●例会場 宮大図書館hidamari Zoomオンライン開催
●ロータリーソング 君が代 それでこそロータリー
会長     水居 徹
副会長 原田隆治
幹事      辻 清

 

■会長あいさつ     水居 徹会長

2006年ハワイホノルルにて友人Daniel Reungと

インターネットの歴史

私が東芝に入った年、1983年に、ARPANETという米国のネットワークが新しい運用を始めます。
実はこのARPANETがINTERNETのルーツとも言えるものです。もともとは米国防総省が資金を出して構築されたもので、核戦争下でも稼働するネットワークを目指していました。陸海空軍のネットワークの相互接続が大きな目的のひとつであったと言われています。1983年にARPANETからMILNET(ミリタリーネット)を切り離したことでインターネットの原型が完成します。TCP/IPが標準プロトコルとして採用され、IPv4アドレスが使われることになります。

日本では、慶応大学の村井純氏が、東工大とネットワークを大学側に「黙って」接続しました。大学に説明しても理解が得られないと思ったのではないでしょうか?
その後、東大とも接続され、最終的には約700の機関を結ぶネットワークとなり、JUNET(Japan University NETwork)と命名されました。村井さんの名前、純から取ったとも言われていましたが、それくらい村井さんの熱意により実現したネットワークです。彼は自ら大学構内の排水溝とかにケーブルを這わせていったようです。
JUNETで運営されていたIPアドレスやドメインの管理はJPNIC(日本ネットワークインフォメーションセンター)が設立され引き継がれました。ネットワーク自体はWIDEプロジェクトい引き継がれています。
国際的には1985年にCOMドメインが誕生したり、さきほどのJUNETが海外のUsenetい接続されるなどインターネットが一般化する年となりました。NTTもこの年に誕生しています。コンピュータウイルスもこの年に発生しました。

1986年に.jpドメインが日本に割り振られました。米国には.usというドメインがあるのですが、通常あまり使われていません。.comや.netのみで運用されています。米国らしい考え方です。前年に.uk(イギリス)、日本の後に.de(ドイツ)ですので、日本は世界で3番目と言えます。

1991年に世界初のWEBサイトが誕生します。欧州原子核研究機構(CERN)のティム・バーナーズリーにより公開されました。翌年、日本で初の商用ISP、IIJが設立されました。私は1990年に東京で独立し、1992年に赤坂溜池に事務所を構えるのですが、その近くにIIJがあり、何の会社だろうと思いながら横を歩いていました。
1993年にMosaicという今のブラウザの原型が米国で公開され、また郵政省が日本でのインターネットの商用利用が許可されました。1994年には米国でYahoo!が誕生、国内でも朝日新聞系のASAHIネット、グローバルオンライン(GOL)、富士通Infowebなどが続々とサービス開始しました。
amazonもこの年に創業、首相官邸のWEBも開設(ホワイトハウスより2か月早い)されました。そして、ベッコアメインターネットというISPが誕生します。このベッコアメは尾崎さんという東芝の後輩が在職中に始めたものです。これまで月額20万前後かかっていたものを年間3万円で提供したので、開業して3か月で7000人が加入しました。2億1千万円が入ってきて、税金対策が必要と、ランボルギーニを3台購入しました。それが報道されて、プロバイダは儲かるという話があっという間に広がり、文字通り、雨後の筍のようにプロバイダISPがたくさん設立されます。

私の会社は、当初コンサルティングが中心でした。米国ラスベガスで開催されていたCOMDEXという展示会に毎年行っていましたが、インターネット関連プロダクトが1993年当時に出展されていて、これからのビジネスの可能性を感じました。しかし、マイクロソフトのビルゲイツは同じ時のCOMDEXの講演会ではインターネットにはビジネスチャンスはないと言っていました。
帰国後、名古屋の友人と話をした時に、インターネットのサービスをなにかやろうと、3社でaftという頭文字をとったサービスを開始することとなります。kikyoyaというドメインでネット販売やコンサルティングを開始します。
その後WEBの制作や、サーバーレンタルを始めました。同時にプロバイダ設立支援をはじめました。大阪、名古屋、岐阜、三重にてプロバイダ設立時のサーバーシステムの構築や価格設定や販促方法などの営業企画の支援等をおこないました。

宮崎に里帰りした時に、インターネット環境は当面整備されないと知り、前回卓話で話しましたとおり、情報の孤島にしてはいけないと、会社を設立しました。1995年です。
一方、同じ年にさきほどのマイクロソフトはWindows95を発売し、性能が大幅に向上したため世界的に大ヒットします。このWindows95 にはインターネットに接続するための手順が標準装備されたので、インターネットの普及にも大きく寄与します。ビルゲイツもこの年の後半にはインターネットを肯定的になっていました。ブラウザであるInternetExplorerを公開します。
この年には阪神淡路大震災があり、ネットでの安否確認が行われました。いろいろな意味でインターネット元年とも言えます。なお、1996年には、Yahoo!Japanが誕生、また、NTTによるOCNが開始されます。ITバブルの前兆となった時期です。

■幹事報告 辻 清幹事

みなさん、ご無沙汰しておりました。
ようやく通常例会を開催することができました。非常に嬉しいです。
私達は、コロナ渦の際も昨年同様にオンラインとWEB例会を駆使し、休会すること無く例会活動を行ってまいりました。これは皆さんのご協力の賜物であると感謝しております。
これからは、官民がより力を合わせて感染拡大の防止と経済回復の両立に全力で取り組む必要があります。私達ができること。一緒に考えていきましょう。

①国際ロータリー為替レートについて
2021年10月のロータリーレートは、 1ドル=112円です。
寄付は、日本事務局に着金した月のRIレートが適用されます。
月末にお振込みされる方がいらっしゃれば、ご注意ください。

②宮崎中部グループの各ロータリークラブカレンダーについて
10月度クラブカレンダーが出ております。最新は宮崎アカデミーのHPにアップされます。
メイクアップをお考えの方は、最新版をご確認ください。
尚、会場によってはサインのみでメイクアップできます。
ご利用ください。

③宮崎県中部グループIM(インターシティーミーティング)について
2021-2022年度宮崎県中部グループIMのお知らせです。
IMテーマ:「女子エンパワメント」
基調講演に伊達会員が壇上されます。
日時:10/23(土)
13:00受付 開始13:30~閉会16:00
会場:シーガイアコンベンションセンター4階
正式なプログラムは、メールにて配布しております。
10/1に行われた中部地区会長・幹事会にて各クラブの会員数の30%以上は出席することと約束されました。未だ出欠表の返信をされていない方は、早々に提出してください。

④My Rotaryに登録するメールアドレスについて
今年度の目標の1つに「My Rotary登録100%登録」があります。
今後、未登録の会員の方に直接、登録方法について周知をしてまいります。その前にMy Rotaryに登録するために必要な各自のメールアドレスをアンケートにて収集させていただいている最中です。あと、8名。直接、ご連絡を差し上げます。
その後は、手続きの準備に入らせていただこうと考えています。皆さんのメールアドレスは把握しておりますが、My Rotary登録は別という方がいるかもしれないので、念の為です。
次回は、手続きに入ったという報告ができると思います。
ちなみに、本日現在でのMy Rotary登録率は33.33%(13名/39会員中)です。
引続き、ご協力お願いします。

⑤2021-2022年度 月信 裏表紙の企業広告案内について
本年度の月信では裏表紙に1面カラー広告を掲載することができます。
10/1に行われた中部地区会長・幹事会にて各グループの企業様にお声掛けするように周知がありました。
内容:カラーA4サイズ 80,000円
締切:掲載月の前月15日(完全データの場合20日)
送付先:伊福ガバナー事務所

⑥ガバナー公式訪問について
11/9はガバナー公式訪問です。諸々、準備を進めています。
ガバナー公式訪問の目的は、
・2021-2022年度RIテーマ、地区目標などロータリーの重要な情報を提供する。
・クラブの状況・運営について意見交換し、クラブ会員とガバナーの交流を深める。とあります。
入会3年未満の会員には義務出席での要請をお願いします。
詳細が決まりましたら報告いたします。
尚、先駆けて10/26(火)18:00~ホテルマリックスにてクラブ協議会を開催します。
役員・理事、役員補佐におかれましては、お時間合わせをお願いします。

⑦本日の配布物
豆辞典、ロータリーの友、月信です。

インターシティーミーティングとは(IM:Intercity Meeting)
近隣都市の複数のクラブで実施する都市連合会のことです。我がクラブでは宮崎県中部グループが集まり実施されます。近隣クラブが共通のテーマで語り合い、知己の輪を広げる意義は大きいです。テーマはロータリーのこと、そして一般社会のことで、その時に話題になっていること、考えなければならない問題点など、多岐にわたります。、形式も講演、フォーラムなどいろいろあります。今年は、講演とパネルディスカッションです。この講演に我がクラブから講師として伊達会員が壇上されます。
この大会の大切な目的は、会員相互の親睦と知識を広めることであって、さらに、会員にロータリー情報を伝え、立派なロータリアンの養成にあります。そのため、経験豊かなリーダーの下で、ロータリーの奉仕理念を勉強する会合です。

■委員会報告

■報告事項 明石ロータリー財団米山奨学委員長

宮崎大学の新役員理事の紹介

 

 

 

 

 

■出席報告  クラブ管理委員会梶田副委員長
本日状況 会員数 39名 出席 16名 オンライン出席 3名 欠席 20名 出席率 48.7%

第72回修正出席 会員数 39名 オンライン出席 14名 webメイクアップ 5名 修正出席率 48.7%

■10月のお誕生日
石原会員(Zoom参加)・水光会員・原田会員・新地会員・勢井会員

 

8月(明石会員、酒井会員、久保会員)9月の誕生日(大地会員、田中会員)

誕生月の皆様、おめでとうございます。

■プログラム/卓話

画面下のメニューよりページをめくってください。

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下記のメイクアップフォームに必要事項を記入いただき送信することでメイクアップが完了します。

WEB例会メイクアップフォーム