WEB例会 2021年10月26日第74回例会

 

2021-2022年度 国際ロータリー第2730地区 宮崎県中部グループ

宮崎アカデミーロータリークラブ

WEB例会

第74回例会  2021年10月26日
●例会場 宮大図書館hidamari Zoomオンライン開催
●ロータリーソング 手に手つないで
会長     水居 徹
副会長 原田隆治
幹事      辻 清

 

■会長あいさつ     水居 徹会長

野球の話

私は野球が好きで、高校野球、社会人野球、プロ野球など時間があるとテレビで見ています。現在、二軍のチーム同士が練習試合をするフェニックスリーグが宮崎で行われております。例年ですとこれはという選手を見に行っています。オコエや清宮も見に行っていました。ソフトバンクのキャッチャー甲斐拓也は育成出身ですが、現在は大活躍している選手です。東京オリンピックでも活躍しましたが、フェニックスリーグでまだ無名の甲斐選手を見たことがあります。小柄ながら、バッティングセンスと走塁の速さが目立ちました。今年は残念ながら昨年に続き、フェニックスリーグは無観客です。
高校野球は、今年は残念ながら宮崎商業は出場辞退となりました。対戦相手の智辯和歌山が優勝しましたが、試合見たかったですね。
社会人野球では宮崎には梅田学園という素晴らしいチームがあります。宮崎には都市対抗野球に出るレベルのチームがあるということはとても誇らしいことです。
プロ野球では私はカープ、広島ファンです。今年は昨年に続きBクラスでした。ただ、終盤に6連勝を2回と、最下位から4位まで挽回しました。3位の巨人に猛追したのですが、残念ながら3ゲーム差で追いつけませんでした。
私がカープファンになった理由を聞かれることがあります。宮崎は巨人ファン、ソフトバンクファンが多いところです。私も小さい時には長嶋が好きで3番のついたユニフォーム調のシャツを母親が作ってくれていてお気に入りでした。
私の従兄は都城農業高校で野球をしており、ポジションはキャッチャーでした。その時のピッチャーが北別府学投手でした。
彼らが高3になる直前の春の九州大会で伝習館高校を相手に完全試合を成し遂げます。残念ながら、夏の甲子園は予選敗退しますが、カープが北別府をドラフト1位指名し、それまで知らなかったカープをあらためて見ると、ルーツという外人監督、ヘルメットが赤、そして名将古葉監督が就任し、機動力野球でその年に初優勝します。すっかりカープファンになりました。
野球は見るだけでなく、やるのも好きです。宮崎RCには9年前にメタボリックスというチームができました。私はセカンドを細川レディースクリニックの細川先生と交代で守っていました。
さて、ここでようやくロータリーの話です。ロータリークラブでは1981年に全国ロータリー野球大会が発足しています。京都のクラブが野球チームを作ったので、ロータリーの友に試合をしませんかと呼びかけたところ、複数のクラブから反応があり、西宮甲子園ロータリークラブ(現甲子園RC)にいた小津正次郎阪神球団社長が初代コミッショナーとなり、甲子園での大会開催が始まりました。宮崎南クラブは大迫PGが中心となり3回出場、最高で3位にまでなっています。
東日本大震災以後、トーナメントから親善試合となっていて2試合おこなうようになりました。甲子園の空き状況でスケジューリングされ、6月から10月の間でセッティングされます。参加費が1チーム50万円+寄付金25万円で、25万円は東日本大震災への寄付となっていましたが、現在は50万円のみとなっています。
メタボリックスは年齢順でオーダーを組みますので私は4番でした。3番が池ノ上前学長でした。甲子園のアナウンスで、4番、レフト水居くんと呼ばれた時は興奮しました。1試合に出ましたが1打席でセカンドエラーで出塁しましたが、1塁に駆けこんで足をくじき、2試合目はランナーコーチでした。甲子園はすばらしい球場で、レフトは芝生もふわふわで、センターのJTBの支店長が芝生にごろごろしていたので、私も真似したのを覚えています。
当クラブも水光先生や薬王寺さん、梅田さんと野球チーム作れそうなので、今後考えていきたいですね。めざせ甲子園!
ということで話を締めます。

■幹事報告 辻 清幹事

①宮崎県中部グループIM(インターシティーミーティング)の開催について
11/23(土)シーガイアコンベンションセンター4階で「女子エンパワメント」というテーマで宮崎県中部グループIMが開催されました。約150名の会員や一般者が参加されました。
我がクラブからは伊達会員が「女子のエンパワーメント;個性は性差を超える」という題目で基調講演をされました。
その後、田島ガバナー補佐のコーディネーターで伊達会員を含めた4名の方がパネラーとして壇上され、パネルデジスカッション講演・討論がされました。
非常に興味深く聞き入りました。弊社でも「会社の発展は、女性の活躍を促進することだ」と位置づけ、女性が働きやすい環境の整備をして、常に更新しています。第一期生は、現在、私の後任を託した土木部部長です。初めはギクシャクしていましたが、実力勝負で皆が認めています。
前回の卓話でもお聞きした内容もありましたが、是非、次回の卓話でも更なる情報提供をお願いしたいです。

今更ですが、ここでIMとは何ぞやとお思いの方もいらっしゃるかもしれませんので、豆知識。。。。。。
☆インターシティーミーティングとは(IM:Intercity Meeting)
近隣都市の複数のクラブで実施する都市連合会のことです。我がクラブでは宮崎県中部グループで集まり実施されます。近隣クラブが共通のテーマで語り合い、知己の輪を広げる意義は大きいです。テーマはロータリーのこと、そして一般社会のことで、その時に話題になっていること、考えなければならない問題点など、多岐にわたります。、形式も講演、フォーラムなどいろいろあります。今年は、講演とパネルディスカッションが行われました。
この大会の大切な目的は、会員相互の親睦と知識を広めることであって、さらに、会員にロータリー情報を伝え、立派なロータリアンの養成にあります。そのため、経験豊かなリーダーの下で、ロータリーの奉仕理念を勉強する会合なんです。来年は、より多くの会員で参加できるように案内しましょう。

②今後の年末までのスケジュールについて
・10/26(火)クラブ協議会18:00~
(対象者:役員・理事、役員補佐、各委員会副委員長)
・11/2(火)第2回理事会兼スタッフ会議19:00~
(対象者:役員・理事、役員補佐)
・11/9(火)第75回通常例会(ガバナー公式訪問)ホテルきよ武:食事付き12:00~
(対象者:全員)
※入会3年未満の会員には義務出席での要請をお願いします。
※会長、副会長、直前会長、会長エレクト、幹事、副幹事は事前懇談会があります。
・11/26(金)夜間例会19:00~場所未定(9月の夜間例会延期分)
・12/7(火)第3回理事会兼スタッフ会議(時間未定)
・12/17(金)夜間例会19:00~場所未定
・12/31までに年次総会

■委員会報告

クラブ管理委員会 中野 敦委員長

■出席報告

本日状況 会員数 39名 出席 17名 オンライン出席4名 欠席18名 出席率53.8%

第73回修正出席 会員数 39名 出席 16名 オンライン出席3名 webメイクアップ5 名 修正出席率61.5%

■クラブ管理委員会実施報告

・観月会や忘年会などについて
夜間例会や忘年会など、親睦を深めるために企画しています。皆さんのご参加をお待ちしています。
・ゴルフコンペについて
できる限り,年内1回、来年1回の開催を予定しています。皆さんのご参加をお待ちしています。

③外部卓話について
・他クラブ会員もしくは、会員外の方々の外部卓話を企画したいと思います。2022年1月以降を予定していますので、皆様からのご推薦をお待ちしています。

④ニコニコ報告(清花ニコニコBOX)について
例会時にニコニコの御報告がある方は、例会開始前に会場受付で募集しております。クラブ管理委員の方で受け付けますので、お待ちしております。

 

■ロータリー奉仕デーの実施報告
勢井地区社会奉仕副委員長

RID2820 地球環境保全プロジェクト報告会ZOOM参加して

2021年9月12日の海岸美化清掃報告
最終的には、世界で5万人参加が見込まれるようです。
これ以上の環境破壊が進まないようロータリークラブの挑戦がますます求められていると感じました。
来春予定の海岸美化清掃2730地区のことも頑張ろうと思います。

 

■宮崎大学「令和2事業年度財務諸表」について
明石 良会員
宮崎大学の令和2事業年度財務諸表の内容についての報告がありました。

■プログラム/卓話

パストコロナを考える
・1918年~1920年 スペイン風邪 死者1700万人~5000万人
第一世界大戦の終了、国際連盟が発足、その後国際連盟保健機関が発足→WHOの前身と言われいている
・1346年~1920年 ペスト(黒死病) 死者7500万人
ペスト後の復興後、ルネサンス時代が到来 ダンテ(神曲)をはじめ、芸術や文化が華やいだ。
・ドイツ統一を果たしたビスマルクは、賢者は歴史に学ぶ、愚者は経験から学ぶ
・パストコロナで我々は何を考え、何を行動に移せるだろうか?

パストコロナを考える コロナ禍で日本の医療の逼迫が叫ばれた、なぜだろう?
・OECD加盟国の中人口対比 千人あたりのベッド数13床と世界で一番
・逼迫する理由は、緊急事態だから仕方ないのか?
・コロナ病床の強制力がなかった国の問題なのか?
・保健所のトリアージ方法や医師会の問題だとメディアは騒ぎたてているがそうなのか?

私が考える考察としては、医療資源を有効に活用できないからだと考える
(人材・物・金) 但し改革途中である・・・・
その歴史から考えると
・1961年 国民皆保険制度で 50万床増えた 誰もが日本のどこでも医療の恩恵を受け
れる素晴らしい制度が出来た
・1973年 老人医療費無料化 30万床増床 田中角栄のもと、老人医療費が無料となる
医師数の定数や看護配置など、通常の定数割れでも、特例が認められた。
・1985年 第一次医療法改正 病床増加の抑制がなされ、駆け込み増床する医院や病院が
増えた 20万床増加
・多数の病院が増える事で患者が医療機関を選択できる、サービス向上に繋がる一方で
・同じ機能を持つ病院が同じ地域に複数できる事により人、物、金が必要となる
・高度経済成長が続く状況であれば良かったが、日本の医療費は右肩上がりで増え続け
・現在40兆円を超える状況、約4割を税金で賄われいる
・医療費が県別に多い地域は高知県が最高で、一人当たりの入院医療費34万と突出してい
いる。また10万人当たりの病床数でも高知県が最高で病床数と入院医療費の相関関係
から病床に比例して医療費が多くなっている状況が解かる
・医師数はOECDの中で平均以下、看護師は平均値程度
・つまり日本は病床が多いが、分散されており、看護師は平均値であるが、分散されている
結果医療従事者の労働や医師の残業で、日本の医療は守られている

・上記背景の中で日本の医療は分散されている状況下で個々の病院にコロナ病床の責務の
選択が託された。積極的にコロナ病床に手挙げした医療機関もあるが一方で
①コロナ病床で手挙げしたいが、高齢者医療をしているのでクラスターになると、高齢
者の死亡率も上がるため、コロナ病床に手挙げできない
②急性期などの病院に人員を提供してあげたいが、余剰人材もおらず提供できない
③コロナ感染の対応を出来る医療従事者、研修も受けていない為、提供できない
④民間病院が6割の医療機関があり公立病院と違い、赤字を補填される事もない為手
挙げ出来ない 等々

現在医療資源の有効活用の改革途中で、2025年問題に向けて地域医療構想を掲げて
いる。
・官民の病院は、自主的に機能を報告する病床機能報告制度(高度急性期、急性期、回復期、
慢性期)が設けられ、地域に必要とする病床数を考える地域医療調整会議が出来た
・公的病院には、強制的に病床減床などの強制力も出来た
・宮崎では、病床数が3000以上過剰で今後この課題に取り組んでいかないとけない
・急なコロナ等の感染も、いつ何時起こるかわからない中で、他県の出来事と考えれな
い状況である。限られた医療資源を効率的に活用していく必要が我々にはある

今後の第六波や感染症問題を見据えて対応策はなんであろうか?
①強制力のある病床の対応
②病床の再編改革の躍進
③地域連携推進法人などのホールディングスカンパニーの活用
④タスクシフト
⑤病病連携の推進

最後にコロナ禍の中で、ご不安な日々を送られた事と思います。感染によりお亡くなりになられた方々にご冥福お祈りいたします。またこのコロナ禍の中で対応くださった
医療従事者の方々に感謝申し上げます。

 

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